振り返ると、シール集めが好きだったり、男の子が書くような絵を幼稚園でかけずに恥ずかしい!と思っていた幼少期。周りが彼女を作り出す頃に無理して自分も彼女作って「おつきあいごっこ」をしてた思春期。さらに大人になるにつれて無理して男っぽさを演出していた10代後半。社会人になって、ゲイであることを受け入れつつも、まだまだ悩ましい20代を経て、今じゃ立派な男性同性愛者です。
先日、遠方に住んでてなかなか会えない友人とZoom飲み会(って意外と流行り物に乗っかってるよね)してた時に、「大人になってからオカマもしくはオネエっぽいって言われなくなったよね」っていう話題で盛り上がった。
その際に、
①時代が追いついてきたから説
②大人になることで言っちゃいけないことの区別ができるようになった説
③我々がノンケっぽくなった説(ノンケっぽいって表現、好きじゃないんだけど・・・)
のどれかなんじゃないかって話になった。
①時代が追いついた説については、確かに20年前と比較してもカミングアウトしやすい環境になってきているし、テレビでもゲイのタレントが大活躍してたり、SNSでもLGBTに関する情報が手軽に知ることができたり、より同性愛者が身近な存在にはなってきている。
これは、「あなたのクラスや職場にも同性愛者はいる」というメッセージが浸透してきてると結果だと思う。LGBTが生活しやすいように世の中に訴え続けてくれた方々の功績でもある。本当に感謝。
とはいえ、今でも一部には同性愛者を毛嫌いする人もいるのも事実。日常生活で未だに「同性愛」が笑いのネタにされてしまうことってあるし。まだまだ時代に理解を求めることは、難しいのかもしれないね。
②の大人になることで言っちゃいけないことの区別ができるようになった説については、LGBT云々に関わらず、大人になってからグサッと来るようなことをあまり言われなくなってきてるし、多分自分も人に言わないようになってきてる。いわゆる、大人の対応ってやつ。(大人の対応って言葉も大っ嫌いなんだけどね…)
あと、これに関しては自分の置かれてる環境によっても大きく左右するよね。例えば、職場に一人でも土足で入り込んでくる輩がいれば、もう終わりだね。私の職場は悪い意味で「見て見ぬ振り」が文化な職場だから、変に突っ込まれることがないだけかもね。そんなわけで、今の所この説である可能性が非常に高いです。
③の、我々がノンケっぽくなった説については、言わずもがなのゼロパーセントです。